私たちの仕事

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PowerCMSを導入。サステナビリティを考えるニュースサイトの大リニューアル

PowerCMSを導入。サステナビリティを考えるニュースサイトの大リニューアル

JFS ジャパン・フォー・サステナビリティは2002年から2018年まで活動したNGOで、日本でも行われている素晴らしい持続可能な社会をつくるための取り組みを、世界の研究者や教育者・活動家などに届けるために英語で発信しよう、という活動です。

日本から世界に向けた環境情報の発信活動というのは、当時他に例がなかったこともあり、日本発の確かなリソースとして海外からの評価が高く、やがてニュースレターは世界191カ国に届けられるまでになりました。また、自立的なボランティアチームが有機的につながるプロジェクトベースのネットワーク型組織は、組織運営の新しいあり方としても注目を集めました。

企業との連携プロジェクトがいくつも生まれ、WEBサイトも拡大し続けたため、何度かリニューアルされていたようですが、それでも使いづらくなった、ということで、2013年、全面リニューアルのご相談をいただきました。


コンテンツの棚卸しと仕分け作業はExcelとGoogle Docsで

膨大な記事量をAIも使わず人の手で仕分けするのは、大変な作業ではありましたが、みんなで過去の記事に向き合うことは有意義でした。誰もが慣れ親しんでいるExcelでデータをまとめ、それをGoogle Docsで共有。地方に在住するかたもいらっしゃいましたが、作業の過程がオンラインで共有されることで、ストレスなく協働することができました。

PowerCMSを導入

CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)は、今ではほとんどのサイトに導入されている仕組みです。もっとも普及しているのはオープンソースのWordPressで、弊社でもよく利用しますがいくつかの課題があり、JFSのケースではPowerCMSを起用することにしました。PowerCMSはMoverbleTypeというCMSのハイエンド版といったようなもので、規模の大きなサイト構築に適しています。 MoverbleTypeはさまざまなプロジェクトで利用してきているので、私たちがカスタマイズ開発にも慣れていること、セキュリティ面で扱いやすいこと、開発元のサポート体制がしっかりしていることなどが、選択の理由となりました。また、大学や行政などでもよく使われていると聞きます。

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