いつも大忙しの3月ですが、今年もサンキューの日がやってきました。本当に早いもので、会社をはじめて四半世紀になります。たくさんの人に助けてもらいながら、誰かの（社会の）お役に立ちたい、と楽しく奮闘してきた25年間でした。

1998年、世田谷区で開業し、目黒区に移転。伝言や分業の少ない仕事環境を求め、「食卓を囲むことのできる人数」の小さな会社を続けることは、ときに難しい状況もありました。それでもなんとか続けてこられたのは、ありがたいご縁と、スタッフの丁寧で思いやりのある仕事によるものと思っています。

ウェブ制作の仕事は、クライアントが「伝えたい」情報を「伝わる」ようにすることで、クライアントの立場に立つこと、辛抱強く理解しようとする姿勢が大切です。しかし同時に提案も求められるので、より良い答えを探して自分と向き合うことも大切。

思うように行かないときでも、そのネガティブな問いを手放さずに、解決するまで取り組み続ける力を育んできたことが、グラムの隠れた強みだなと思っています。ありがとう。

そんなわけで、多忙につき予定していた25周年のワークショップは4月に延期して、東京にいるスタッフみんなでお寿司を握りました。シャリについては甚だ修行が足りませんが、桜新町の「鮮魚平澤」さんのネタ、お安くて美味しかった！卵焼きはつきぢ松露さん。

オフィスシェアをしてるNPO法人「木育・木づかいネット」の多田さんも参加してくれて。

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ところで、弊社の名刺には穴があいています。「＊＊＊＊」gram design の「＊＊＊＊」の部分が穴なんですが、pro-gram, epi-gram, pict-gram, dia-gram, idio-gram, ana-gram, 新しいところではstereo-gram, socio-gram など、その単語の誕生シーンが見えるような、そんな「＊＊＊＊」に立ち会いたいなという思いで作った名刺です。

なので今日は、こんなカンジかも（笑）sushi-gram.

そしてこれからは、スタッフが直接皆さまとお仕事をさせていただく機会をもっと増やしていきます。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。