サンキュー、ニャンニャン!おかげさまで設立22年です。
2020年3月9日

サンキュー、ニャンニャン!おかげさまで設立22年です。


今日はサンキューの日、グラム・デザイン設立記念日です。1998年に立ち上げた会社なので、ちょうど22年、毎年のことですがここまで支えてくださった方々へ、感謝の思いが募ります。あ、そうだ、ニャンニャンだ。タビヲ君にもね、いつもありがとう。

ありがたい特別な日の朝、机の上に届いていたのは、ご近所のちいさな編集社・エクリ(Ecrit)がてがけるフリーペーパー『きんりん』最新号。エクリは、須山実さん・左喜世さん、編集者のご夫婦が運営していらして、美術書などを手掛けるほか、木に関わる本を集めたそれは素敵な私設図書館「木林文庫」を開いてもいらっしゃる。

『きんりん』は、そのエクリのある「木林文庫」近隣の場や人を紹介しながら、須山夫妻がそこで過ごしてきた私的な歴史や情景が不思議に編み込まれたエッセイで、毎号読み応えがあり、編集の力ってこういうことだな、といつも楽しみにしているフリー(じゃなくても良いと思う)ペーパーです。

今号はなんとも面映いことに、私と私がいつも頼りにする仲間たちを取り上げてくださいました。きっかけとなった私の森.jpの取材、仲間と始めた、森を祝う「みんなの夏至祭」のこと、遠野と深めている大切な関わりのこと、グラム・デザインやタビヲのことなどまでが次々と登場して、嬉しいやら恥ずかしやら。

一方で、本業のウェブ制作とは別に、人をつないで起こる善き化学反応のようなものが好きで続けてきたこと、敬愛する編集者の先輩からはこんなふうに見えているのかと、少し誇らしく、大変励みにもなりました。

なんて素敵なサンキューの日!
今号に限っては、『きんりん』がフリーペーパーで良かったーと思う私です。
ご縁のある方に是非読んでいただきたく、少し多めに分けていただきました。差し上げますので、どうぞお声がけください。

政治も経済もそして何より地球環境の劣化が心配な新しい10年が始まりました。私たちの小さな仕事が、ちょうど良く幸せで、より良い社会の実現につながるよう、23年目も精進いたします。なにとぞよろしくお願い申し上げます!


『きんりん』Vol.9 発行|制作:エクリ 
ロゴ:伊藤 弘ニ 
デザイン:須山 悠里
文責:須山実(エクリ

写真提供:小森 洋昌(グラム・デザイン)


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